こぼれ茶葉拾い

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解体はじめました

■都市伝説解体センターを遊び始めた

ここ最近SNSでおすすめタブを流し見していると『都市伝説解体センター』なるゲームの感想をちょこちょこ目にする機会があります。

皆ネタバレをしないように注意しているのか、大体数枚のスクショと色々伏せた雰囲気の感想を書いているだけなんですが、そこから「都市伝説」「謎解きミステリーADV」「ドット絵」「面白いドラマを始まった感覚」という、刺さる人には刺さる、というか自分にめっちゃ刺さる作品らしき気配をビシビシと感じてしまったので、ローンチセール中にDL版をポチりました。

多分ニンテンドーダイレクトとかで目にしたことでもあったのかな?
最近はいくつもゲームを並行してじわじわ遊んでいるため、当時見かけたときもおそらく「へー、面白そー」くらいの印象は持っていたんだと思いますが、すっかり記憶の彼方に行ってしまっていたようで、今回こうして再接触を果たしたからには遊んでみようと思ったわけです。

そんなわけで第1話を遊んだ時点での簡単な感想をまとめておきます。ネタバレになりすぎない程度に自分も注意して書きますが、まっさらな気持ちでやりたい人は下のトレーラーも見ずにポチることをおすすめします。

www.youtube.com

 

■第1話で分からせてくる

ちなみに↑のローンチトレーラー、自分は1話を遊び終えてから見たので、どういう形式で進んでいくゲームなのかを知らないまま遊び始めた形でした。
最近のゲームは基本的に親切だから進め方が分からなくなることはないでしょうし、まあ1話はチュートリアルでさっくり進むのかしら、などと軽い気持ちで始めた感じ。

その期待は半分当たりで半分ハズレでした。

チュートリアルではあった。扱われる事件も難しくなかった。
でも最初の1話にしては結構ボリューミーで、いいペースで進めていた気がするのに終わってみれば2時間位かかっていて、作品のノリと空気感をこれでもかと投げつけてきてくれました。しかもお話の最後には続きへの「引き」がちゃんと用意されていて、こいつはまだまだ楽しませてくれそうだ……という予感がひしひしと伝わってきました。

 

あと主人公がかわいい

 

■ちゃんと謎解きミステリー(オカルト風味)

ゲームの流れとしては結構シンプルで、都市伝説に関係の有りそうな出来事・事件について調査(現場調査やSNS調査)を行い、集めた情報や証拠から新たな事実を見つけていき、最終的には真相を明らかにする、という謎解きミステリーADVになっています(トレーラーでもそのまんま触れてますが)。

プレイ中の感覚は自分が遊んだタイトルの中なら逆転検事辺りが結構近いかも。
マップ内を散策して集まった情報を基に「仮説」を立てることで新たな事実を見つけたりする、謎解きADVならではなところはちゃんと押さえられていてジワジワ真実が明らかになっていく醍醐味が味わえます。あと随所で流れる楽曲も良い。

似てるけどちょっと違う推理パート

例えば逆転検事の『ロジック』は証拠同士をかけ合わせて関係性を見つけていくけど、本作の『仮説を立てる』は証拠や情報を事実とするならどの可能性が高いのか?を絞り込んでいくような形になっていて、似た流れをたどりながらも使う頭の部分は少し違っているなという感覚でした。おそらく近しいプレイ感の推理ADVは既にあったりするのかもですが、所感としてはそんな感じ。

本作にはこれに加えて現場に残った思念を視覚化する「念視」だったり、出来事・事件に関して「SNS調査」を行ったりと、独特なアプローチのシステムもあるのが中々面白い。
SNSのタイムラインの雰囲気とかは「よくないインターネット」感を結構再現していて、これって今どきのSNS観に馴染みがなくなった頃に遊んだら印象変わっちゃうんだろうな、と変なライブ感がありました。「嘘松」とか流れてくるし。

SNS調査では投稿内容を吟味しつつ手がかりを探る

中でも個人的に好きなポイントは調査中に話題として挙がった「噂」から、関連しそうな都市伝説の情報がTIPSとして閲覧できるところ。
読まなくても影響はないけど読み物としてちゃんと書いてある、というのはとても好き。428とかパラノマサイトでもそういうのはついつい読んじゃってたのでこの先何が追加されていくのかとても楽しみですね。

種々様々な情報がまとまった手帳画面

 

■穏やかじゃないですね

第1話はチュートリアルということもあってお話の展開としてはどこかで聞いたことがある(これも都市伝説っぽい)感じで幕を閉じるんですけど、いくつもの「不穏な描写」を残して終わるんですよね。
主人公や登場人物の背景にも色々爆弾が眠っていそうだし、なんなら謎を追っていくことでとんでもない形でそれが爆発してしまうんじゃないの?という空気を漂わせながら「また次回!」って投げるところは、ヒットする予感のある漫画やドラマの1話を見終えたときの後味に近い。

なるほどSNSで同じような感想を発信していた人たちもその辺をどうにかして伝えたかったんだろうな、とシンパシーを感じるばかりでした。続きも早くやりたいけど、他に並行しているゲームの続きもやりたいので、それこそ週刊漫画や連続ドラマを楽しむ感覚で1週間に1話ずつ時間をもうけて遊ぼうかなあ、などと今は考えたり。

とりあえず次に感想を書く時は「解体おわりました」という感じになると思います。