こぼれ茶葉拾い

本とかゲームとか諸々の備忘録

古本まつりに行ってきたのである

■まつりを巡り終えて

そんなわけで神保町で古本屋さん巡りをしてきました。

道端に並んでいるワゴンや棚の本を眺めつつぶらぶらしながら、何かピンとくる本はないかと物色しているとちょこちょこ気になる本が目に入ります。
流石に全ての本をチェックしていくのも大変なので、目に止まった本だけメモっておきつつ古本まつりを一巡りし、ある程度目星をつけてからもう一度出向いた時にまだ本が残っていれば買うことにする、という自分ルールを実行。

他の人も物色しているせいか、仮に本が残っていても場所が移動していたりして見つけられなくなってしまう、なんてことも結構あります。それで再び見つけることができなければ今が買い時ではない、なんて考えれば買いすぎることもないだろうと思いつつ各書店を周ってみたところ、結果的には目星をつけた3冊全てを見つけられてしまったので「これも巡り合わせ」と言い訳しながら買ってきました。

出発前の記事で「1~2冊」とか言っていましたが1冊くらいオーバーしたっていいじゃない。積読は悪くない(魔法の呪文。3回唱えると本が増える)。

 

■今日買った本

2冊目だけ現地で撮りそびれてたので自宅撮影

1冊目の誤植読本は作家や学者の人達が誤植にまつわるあれこれを綴った本。
古本まつりに来て初めの方で目に止まった本だったのですが、目次を見たところ50名以上もの執筆者が「誤植に対して思うところ」をそれぞれのスタイルで語っている本らしいということが分かり、瞬時に面白そうだと感じて購入候補へ。
特段古い本というわけでもないのですが、今まで普通の書店でちくま文庫の棚を眺めている時には目に止まらなかったものが、なぜかこういう時だけスッと視界に飛び込んできたりするんですよね。「本自身が眼差してくる」なんて表現がしっくりきそうな感じ。

2冊目の梁山泊は今遊び直している幻想水滸伝HDリマスター版の影響。
水滸伝北方謙三版は読んでいるんですが、本家を訳した版の水滸伝にはまだ手を出せていないこともあり、どうせならこういう解説書・研究書的なものを通ってからにするのも良いんじゃなかろうか、と思って購入。新書はどこの書店でも沢山数が出ているのでつい目移りしてしまうんですが、これについても購入した書店以外では見かけなかった(目に止まらなかった)というところに巡り合わせのようなものを感じたので買ってしまいました。

3冊目のわが酒の讃歌はワインについて音楽やら文学やら、周辺地域の文化にも触れながらあれこれ書いているらしいワイン解説本。
私も酒は好きなのですが、今のところ日本酒や焼酎、ウイスキーは飲むけどワインは好んで飲むことがなかったので、その辺を開拓するきっかけにと購入候補に入れた本でした。表紙絵や背表紙の説明も「なんか面白そう」と心くすぐられる雰囲気があり、手に取った時から惹かれる思いはあったのですが、買う決め手になったのは完全に本の帯に書かれた以下の一文。

 

 グラス片手に酒と酒の旅へ

 

なぜ酒が重なっているんだ……?
特に意味はなく酩酊した様子でも表しているのか……?
グラスの酒と酒の旅へってことか……?

何がなんだかよくわからないけど、口に出してみるとちょっと楽しい気分になったので購入しました。そういう買い方も良いんじゃないかと思います。古本購入は衝動的に。

 

ちなみに出かける前、今どのくらい積読があるんだっけ?とブクログと本棚を確認したんですが、海外SFの積読が結構な冊数溜まってしまっていたので今回は小説を選ばないようにしてました。
海外SFって面白いのが多い印象なんですけど、翻訳が合わないと読むスピードが目に見えて落ちてしまうので中々読み始められないんですよね。ついつい他の本を先に読み始めてしまうという。
とはいえいい加減崩していかないと新しく小説を買い足す度に心の端っこがチクッとするので今年中に半分には減らしたいところです(願望)。