『いい感じ』ですよSwitch2 - こぼれ茶葉拾い

■ぼちぼち遊んでおりますSwitch2

先日の記事を書いてから2週間ちょい。
Switch2で遊んでみての簡単な所感を書いておこうかと思います。

といってもSwitch2専用のタイトルはマリオカートワールドや冒険者エリオット体験版くらいしか遊べておらず、もっぱらゼノブレイドクロスDEを遊ぶのに使っている状況なのでゲームタイトルについての話はそれほど深く書くことは出来ない感じになるかと。

■めっちゃ綺麗だなSwitch2

まあ何はともあれ、使い始めてすぐに感じるのはやはり映像面のパワーアップ。
基本的には8割方TVモードで遊んでるのですが、携帯モードとどちらで遊んでいても映像が綺麗になったのを実感します。
むしろ携帯モードの方が本体を顔の近くに持ってこられるのもあって、画面めっちゃデカいし綺麗だな……と思ったような。

携帯機で美麗な映像が流れたり、負荷のかかりそうな処理をしているゲームがするする動くようになると技術の進歩を感じてしまうのはいつの時代も変わらないらしい。
ブレワイやティアキンも、ゆくゆくはSwitch2エディションで遊び直したいなあ。

Nintendo Switch2 本体『携帯モードあざやかで、なめらか、大きな画面を持ち歩く。』

ただ大きくなった分しっかり重さも感じるので、寝転んで遊ぶにしてもジョイコンを取り外して画面は置いてやった方が良さそう（一度顔面に落としかけました）。

他にバッテリーの持ちがSwitchよりも短くなっているらしいけど、元々使っていたSwitch（旧モデル）と持続時間同じくらいらしいので気になってません。
バッテリーの劣化を防ぐための設定（充電が90％で止まる）にしている分短くは感じるかな？という気もしますが、正直携帯モードで使う頻度が高くないからあまり影響はない印象。

というか正直、携帯モードで使った時の本体重量くらいしか今のところマイナスポイント感じてないですね。結局それも遊び方次第で打ち消せちゃうので。。。

■めっちゃ早いなSwitch2

あと遊んでいて一番感じてるのはやはり性能面のパワーアップ。
今一番時間を使って遊んでるのはゼノブレイドクロスDEなんですが、ゲーム起動からタイトル画面の読み込みまで明らかに時間が短くなってるのを感じました。
ゲーム開始後もちょっとした読み込みの時間が短縮されてるのを感じるので、もうSwitchには戻れない。というかローディング時間によるマイクロストレスの存在を自覚させられてしまったので、今更戻る選択肢がないという感じ。

Switch2エディションというわけではないので処理速度以外は変わってないはずなんですが、プレイしたフィーリングはTV・携帯モードどちらとも良くなっているので、乗り換え前よりも明らかに満足度に対するブーストが掛かった感じ。
ただ可能ならSwitch2エディションとして限界突破した状態のものでも遊んでみたい！という気持ちはありますね。ひとまずそこはDEで十分にリファインされたもの、と思ってうっすら期待しておくくらいに留めておこうかな。

ちなみに今はようやくドールライセンスを取得したところ。
オリジナル版で遊んだときには出会ったことのなかったDLCのキャラ達や、DEで追加された新要素を遊びながらズンズン進んでいる感じですね。

ちなみにSwitch2専用タイトルであるマリカについても、広大なオープンワールドマップをフリーランで走り回れるわけですが、想像より読み込みは早い印象です。
初回起動時の立ち上がりだけちょっと待つくらいで、その後タイトルの映像からそのままシームレスにフリーランが遊べてしまうし、各種モードでコースを選択した後の読み込みも描画される内容に比べればかなり短く感じる気がします。

やっぱりモードやコースを選択してから実際に始まるまで間が空いちゃうと、ちょっと気が抜けてしまうのでそういう部分が短いのはかなり嬉しいところ。他にも色々マリカについては触れておきたいので、そこについては次のところで。

■新作が楽しみだなSwitch2

専用タイトルを遊ぶと、それ自体の楽しさを感じるだけでなく今後発売される新作タイトルも楽しみになってきますね。
そんなわけでマリオカートワールドを遊んでの印象も簡単に書いておこうかと思います。

遊ぶ前に持ってたマリオカートワールドの情報は「キャラがめっちゃ居る。ウシもいる」というのと「フリーランがすごい」の2つだけ。いつものことながら、それほどハマってきたわけではないジャンルに対しての情報の拾わなさがスゴいな自分。
今回も「マリオカートは好きだけどそこまでじゃないかな」くらいの温度感でした。8DXも持ってるけどそんなにやり込まなかったしね。

ただ今作ではワールドマップ内を自由に駆け回れるフリーランがある、っていう1点だけで、いつもよりも興味が惹かれていたのは事実。

共感してくれる人がどれほどいるかは分からないんですが、「ディディーコングレーシング」っていうニンテンドー64のタイトルを「マリオカート64」と同じかそれ以上に遊んでいた自分にとって、「コース以外のマップも自由に走り回れる」という体験に人一倍魅力を感じてた気がします（語ると長くなるので割愛しますが、結構広めのワールド内をマシンで自由に走ったり飛んだりして散策をしつつ、そこからコースに向かうことができたりしたのです）。

さて実際のところどうだったのかといえば……、文句なしに楽しい！
レースの楽しさはさることながら、個人的に刺さったのはやはりフリーランでのマップ散策。コースの下見も兼ねて走ってるといたるところに隠しコインやチャレンジミッションのPスイッチが配置されてるのに気がついて、ただ走り回ってるだけで楽しい。。。

しかもこうした散策が単なる収集要素ややりこみ要素になってるだけでなく、散策で見つけたルートを実際のレース中にもショートカットとして使えるってのがうまいですよね。
実際に早いかはコースにもよるんだと思いますが、フリーラン中に収集要素を回収するために練習したテクニックがそのままレースでも活かされるので、別のモードを遊んでたのにレース本番でも早くなってるのを感じたりもします。

あと遊び始めてからスゴいなと感じたのが「サバイバル」という新モード。
各コースが広大なマップの中に点在していてかつ「繋がっている」というのはフリーランでも十分に体感できるんですが、それをそのまま1本のサバイバルレースとして味わうことができるモードになっています。

各コースを走りきった時点の順位による脱落形式となっているサバイバルレースなので、通常のグランプリとは違ったレース戦略が必要になるモードではあるんですが、途中から「とりあえず走ってて気持ちいいから良いか！」という感覚になります。
というのも、コースとコースの間もフリーランと同じようにそのまま走って移動していく形になっているので、走っている場所の変化とともに風景やBGMもどんどん変わっていくのが、走る気持ちよさをかなり高めている気がしました。

ちなみにフリーランやサバイバルのどちらとも、視覚的に分かりやすい景色の変化にも感動したんですが、個人的にそれ以上に感動したのはBGMの方だったかもしれません。

これまでも関連タイトルのアレンジBGMは各所で使われてきたかと思うんですが、今回はサバイバルやフリーランのように1度のプレイ体験の中でかなり長めにBGMを聞くこと作りになっています。
そのため走っている最中、ふとした瞬間にGBやSFCなんかの歴代シリーズタイトルのフレーズが聞こえてくると、景色の変化も相まってなんだかノスタルジックな気持ちにさせられるんですよね。

昔のマリオカートで聞いたことあるような曲が聞こえるような……
→なんか見覚えのあるコースに入り込んでる！うっわ、懐かしい！
→昔遊んだマリオのタイトルに出てた敵までいるのかよ！！

みたいなノスタルジーの連鎖もあったり、とにかく走ってるだけなのに涙腺が刺激される場面が何度もありました（というか収録楽曲多すぎないか？）。
マリオというコンテンツの強さと、一緒に過ごしてきたプレイヤーの思い出の重さをまとめてぶつけられたような感覚でしたね、いやはや。

一応グランプリも無事制覇することができたのですが、流れていくスタッフロールの映像とBGMからはマリオ関連シリーズを好きだった人に向けたメッセージのようなものを感じたというか、「いろんなタイトル遊んできた人向けのご褒美」みたいな集大成感を勝手に受け取ってしまいました。
シリーズのプレイ率的には6割くらいの自分でもこれなんだから、マリオシリーズとか関連タイトル好きだよ！って人は是非ともマリオカートワールドをやってEDを迎えて浸ってほしい。それくらい良かった。